力道山の面白い話

 力道山は素行の面でいろいろと問題はあったが、生前は朝鮮人であることがほとんど知られておらず、
彼の相手レスラーを空手チョップで殴打する時の口癖が

「この、朝鮮人野郎」だったこともあり、

白人レスラーを次々と倒す姿は、敗戦後の日本人の一種愛国的な感情をも揺さぶった。
またバックに就いていた東声会は、力道山のプロレス興行により莫大な富を手にすることともなった
(ロバート・ホワイティング「東京アンダーワールド」など)。)