解決したけど自分が災難な修羅場。

二ヶ月ほど前の朝ラッシュで痴漢だなんだの騒ぎがあった。
で、激混みの車内だというのに朝から元気なやつが男のてを掴んで周りも見ずに降りようとして
たまたま狛犬ゾーンに押し込められていた俺に猛烈な顔面肘打ち+ショルダータックルで跳ね飛ばした。
体勢も取れないからそのまま飛ばされてホームに激突。
意識を必死に繋ぎ止めながら夢中でスマホをいじったのは覚えている。

で、救急車で運ばれて二週間入院。その間に何故か警察が来た。
ふっとばされた日にやっぱり痴漢騒ぎがあったのだが、被害者(自称)が掴んだのはなんと
警察の警戒要員。ググって知ったが鉄道警察って部署があるんだ。そこの人。
当然やってないし同僚も周囲にいるから間違いはわかっているのに被害者(自称)は固執。
さらに俺をふっ飛ばした奴も頭に血が上った状態でなんかやらかしたらしい。そこは警察も言葉濁していた。
で、ここで知った。俺を救急車に乗せてくれたのはこの人達。感謝すると笑顔だったが、
一転、「君スマホ触っていたよね?」
ビビりながらスマホ差し出すと、画面を確認していたけどなんかうなずいて
「申し訳ないが捜査に協力してくれないか?」
内心パニックだったがそのふっ飛ばした奴相手に被害届を出して欲しい。という依頼。
正直頬骨が折れていたし通勤災害で補償は下りたが上司からは嫌味言われるわ(見舞いの時に)
で泣きそうだったから被害届出した。
さらに進展したのは退院して復帰した後。なんと痴漢美人局(ググった)だった。
男の方は共犯関係を否認していたが執行猶予中で俺をふっとばした事が公務執行妨害より重いとかナントカ
言ったら認めたそうな。
これは最後にかかってくる。
で、先週の金曜日の夕方に会った男の弁護士から減刑嘆願書を渡されたのが最後の修羅場。
ここで、俺の被害届云々に関することを教えられて八つ当たり的論理でサインを求められたので、「嫌です」とだけ言って
席を立った。

満員電車も実際に痴漢やるやつも悪いが、本当に痴漢だったとしてもせめて周囲くらいは確認して欲しい。
乗り合わせた奴は被害者にしかならないんだからな。