(続き)
そして一週間後、医者に経過を見せたら
「いや〜腫れてますねぇもう薬ないでしょ?」と聞かれた
「え?一粒も飲んでないですけど」と答えたら医者にマジで驚かれた

「痛みに耐えられなくなったら飲んでって先生言ったじゃないですか!?」と涙目で訴えたら
「こんな腫れてたら飲んでいいんだよ。ひどい痛みだったでしょ」と気の毒がられた

虫歯になったことないから歯医者に行ったのも初めてだったし
錠剤の薬とはいえ麻酔ってなんか怖いし
自分の常識のなさ?と先生への恨み?と痛みに耐え続けた後悔で修羅場だった
俺のなかで「耐えられない痛み」ってドクターキリコ先生呼ぶ2歩手前くらいのイメージだったんだよ

その先生これまで俺虫歯になったことなんてないのに「次は歯磨きの仕方指導するので受診してね」とか言い始めるし
今思えばヤブだったのかな?
ちなみに10年たった今でも虫歯はない