418おさかなくわえた名無しさん2018/06/18(月) 22:39:29.86ID:Ynv9wnv8>>419>>420>>423>>435
一人で寺社や古城を巡るのが好きで今年もGWに隣県へ足を伸ばした。

山腹の寺に行くのにふもとの有料駐車場に車を停め、参拝や散策を楽しんで戻ってくると、
駐車場の敷地内で3〜4歳位と5〜6歳位の兄弟らしき男の子がふざけあいながら追いかけっこをしていて
それを少し離れた所から30代中ば位の母親らしき女性が見ていた。

とりあえず車を出すのに危ないので母親に子供たちを何とかするよう伝えると、快く理解してくれた。
母親が交互に二人の名前を呼んだが今度はかくれんぼに変わったのか駐車中の車に隠れてしまったのか
出てきてくれず、母親も半分切れ気味に叫んでも全く出てくる気配がなかった。

そこへ駐車場のおばちゃんが走り寄ってきて、子供たちは家へ帰って行ったみたいだと言う。
母親は少し怪訝そうな顔をしたが、納得して家の方へと戻って行った。

母親の後ろ姿が段々小さくなっている時、おばちゃんが小さめな声で俺に言った。
「あのひと3年くらい前に、事故でお子さんを一度に2人亡くしてからおかしくなったのよ
お客さんに何か変なこと言ってたら許してあげてね」
「え?だけど僕も」まで言ったが、それ以上言っちゃいけない気がして黙って車を出した。

昼下がりのリアルすぎる出来事なので怖い、とかゾッとする、気持ちは全くないけど、
ひと月半ももやもやした気分が残ってるので書き込んでみた。