大阪市の松井一郎市長(大阪維新の会代表)は24日、大阪都構想の住民投票で賛成多数となった場合、特別区設置後の大阪府の初代知事には、吉村洋文・大阪府知事(維新代表代行)がふさわしいとの考えを示した。市役所で記者団の取材に答えた。

 松井氏は大阪府から「大阪都」への名称変更を目指しており、「初代『大阪都知事』には若くて、スマートなタイプの吉村さんがいいと思う」と強調。行政運営を建設工事になぞらえ、「都構想の実現で大阪の成長に向けた基礎工事が終わる。上屋づくりは『吉村世代』にやってもらいたい」と期待を込めた。

 大阪府から大阪都への名称変更には法整備が必要となっている。

https://www.sankei.com/west/news/200924/wst2009240032-n1.html
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