>>285
河合塾が南山大コースを設置している理由

1.南山大の英語は予備校にとって非常に教えやすい
 南山大の英語の特徴を挙げると
 ・オールマーク
 ・外国語と国際教養で課されるリスニング以外は全学部全入試方式で同じ出題傾向
 ・文法問題の比率が高い、特に語法やイディオムが異常なほど多い
 ・長文読解は実質1題のみ
 ・英作文は整序問題を含めて一切出題されない
 ・会話文問題が必ず出題される
 これが以下の理由から教える側にとっては非常に都合の良いものとなっている
 ・オールマークなので添削の必要なし
 ・全学部全入試方式で同じ出題傾向なので画一的に教えればいいし、学部別対策について質問されることもない(リスニングが必要な生徒は別にリスニングの授業を受講する)
 ・英文法語法サブテキストや熟語発音口語ワークブックなるものがあり、文法・語法・イディオム・会話文を教えやすい

2.英語以外は南山大対策に特化した授業ではない
 南山大の入試は、英語以外の科目は英語に比べると傾向がはっきりしていない
 このため、英語以外では大学別の対策授業はなく、>>294が馬鹿にしている私立大文系コースなどの他のコースと同じ授業を受けることになる
 同じ私立文系でも早稲田や関関同立は国語も大学別対策となっているが授業料は南山大コースと同じなので、南山大コースは利益率が高いと言える

3.南山大コースの存在によって得をする人間が多い
 先述したように、英語講師は教えるのが非常に楽
 また河合塾としても利益率が高いほか、「南山」の名に釣られて入塾してくる生徒もある程度は見込めるので稼働率が低くても問題ない
 生徒にとっても、南山大合格に程遠いレベルだったが、英語だけでも南山大に特化した授業を受け続けることで奇跡的に合格するといった事例も多いだろう
 そして>>285や河合塾内部にも多数いるであろう南山大関係者は、コース一覧を一見すると南山大が早慶や関関同立と同レベルであると勘違いできる
 一方で、上記のどれにも当てはまらない大多数の人間にとっても特にデメリットはない
 強いて言えば>>285のような勘違いした南山大関係者への対応に苦慮することであろうが、実生活の中でそのような場面に出くわすことはまずないだろう