担当生徒に国公立理系志望で数学・物理・化学は東工大の問題でも苦にしないんだが難関大の英語の問題になると苦戦する生徒がいた。
センター試験や英検等ではそこそこの成績は取るんだが。
その生徒には慶應SFC、早稲田人科、早稲田教育数学、上智理工を奨めたよ。
難関な英語の問題を回避することが可能だからね。

その彼が受験したのは、
(1)東京理科大学・工学部・情報工学科(センター利用) 不合格
(2)上智大学・理工学部・情報理工学科(TEAP利用) 2/3 合格
(3)東京理科大学・理学部・応用数学科 2/5 不合格
(4)東京理科大学・理工学部・電気電子情報工学科 2/6 合格
(5)早稲田大学・人間科学部・人間情報科学科(センター試験及び数学選抜試験)2/8 合格
(6)東京理科大学・工学部・情報工学科 2/9 不合格
(7)慶應義塾大学・理工学部・学門2 2/12 不合格
(8)早稲田大学・基幹理工学部・学系2 2/16 不合格
(9)慶應義塾大学・環境情報学部・環境情報学科(小論文及び数学)2/18 合格
(10)早稲田大学・教育学部・数学科 2/19 合格
(11)東京工業大学・情報理工学院(前期) 2/25・26 不合格
(12)横浜国立大学・理工学部・数物電子情報系学科(後期) 3/12 不合格

これだけ受験して合格したのは
東京理科大理工、
上智理工(TEAP利用)、
早稲田人間科学部(所沢)、
慶應環境情報学部(SFC)、
早稲田教育(数学)の5つの大学だけ。

彼は情報工学志望で大学院進学してエンジニアになることを考えていたから悩んでいたけど上智理工に進学していったよ。
東京理科大理工は自宅から通学不可能ということで外し、早稲田人間科学部(所沢)、慶應環境情報学部(SFC)、早稲田教育(数学)は自分のやりたいことと少し違うということで外していたよ。

慶應SFCの小論は「与えられた課題に対して興味深い、解決できそうだという場合」は、点数が高くなる傾向があるらしい。
中高一貫でレポートや論文慣れしている生徒は、ちょっと過去問を見て傾向をつかめば得点が期待できるらしく、彼もそんなに小論には対策をかけていなかった。
でもセンター試験5教科7科目に英語外部検定試験TEAPの4技能を受験し、
さらに小論対策講座までして、
合格できたのは東京理科大理工(野田キャンパス)、早稲田人間科学(所沢)、
早稲田教育(理数)、慶應環境情報(SFC)、上智理工の5つだけというのは
コストパフォーマンス的にはよくなかったかもしれないな。