1 :エリート街道さん:2015/05/17(日) 00:34:35.95 ID:nvbVuwvG.net
併願対決データが出ると併願成功率やA落ちB合格の数とB落ちA合格の人数を比べてどっちが難しいという議論になりがちだが、
前提としてその大学を併願しているのはどの層なのかを考える必要がある。

たとえば最近有名なのは2014年度の慶應の併願状況

慶應理工 併願対決データ 2014http://usamimi.info/~linux/d/up/up1178.jpg

               併願  両方○ 慶○国× 慶×国○  両方×
慶應理工vs東大理T 458  180   145    11     122
慶應理工vs東北大工  80    7     0    40      33 
  
各大学2014年の全受験生の合格率は

東大理T 1128/2767=40.8%
東北大工  639/1546=41.3%
慶應理工 2562/8859=28.9%

<東大理T−慶應理工 併願者>  
東大合格率:191/458=41.7%≒40.8% 東大受験生の中の平均層
慶應合格率:325/458=71.0%>28.9% 慶應受験生の中のかなり上位層

<東北工−慶應理工 併願者>
東北合格率:47/80=58.8%>41.3% 東北受験生の中でも上位層
慶應合格率: 7/80= 8.8%<28.9% 慶應受験生の中でも下位層

東大と慶應を併願した受験生の東大合格率は東大全受験生の合格率と変わらない。
つまり慶應理工併願者は平均的な東大受験生といえる。

一方で東北大と慶應理工併願者を比べると慶應を併願した東北大受験生の東北大合格率は東北大全受験生よりも高い。
これは慶應理工を併願している東北大受験生は東北大受験生の中でも上位に位置することを意味する。
そしてその受験生の慶應理工合格率は慶應全体の合格率よりもはるかに低い。
これは東北大の平均レベル以上の受験生でも、慶應受験生の中ではかなり下位に位置していることを意味する。