>>183

えっ?

求められる就職氷河期世代への一段の支援
https://www.yokohama-ri.co.jp/html/report/pdf/ev025.pdf

三大都市圏に多い就職氷河期世代

こうした就職氷河期世代の問題は今後、特に三大都市圏で顕著となる点に注意が必要である。総務省「国勢調査」より、2015 年時点において就職氷河期世代が最も多く含まれる年齢階級の人口(35〜 44 歳人口)を都道府県別に確認すると、東京都(219 万人)の人口が最も大きく、次いで神奈川県(142 万人)、大阪府(130 万人)、愛知県(113 万人)、埼玉県(110 万人)の順となっている。東京圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)で全体の 31.2%を占め、さらに大阪圏(大阪府、兵庫県、京都府、 奈良県)と名古屋圏(愛知県、岐阜県、三重県)を加えると 54.9%となり、就職氷河期世代の半数以以上が三大都市圏に居住していること‥こうした地域においては今後、就職氷河期世代の高齢化による貧困が大きな社会問題につながる恐れがある。就職氷河期世代(特に団塊ジュニア世代)に対する本格的な支援を怠れば、この先貧困率が上昇し、犯罪発生率の上昇につ ながる可能性も否定できない。