いつでも二人は シンデレラ・ハネムーン
時計に追われる シンデレラ・ハネムーン
好みの煙草 あと一本になり
あなたはやるせない 目をして見てる
肩でもいいわ しっかり抱いてよ
ルージュもいつか 乾いた色になり
言葉は一つ おやすみ残すだけ

日ぐれにはじまる シンデレラ・ハネムーン
夜ふけに別れる シンデレラ・ハネムーン
このまま朝が 訪れそうだけど
重ねたくちびるが つめたくなって
せつなさなんか 教えてくれるの
シャッターおろす ばかりの店先で
花など買って ふざけたふりをする

いつまでつづくの シンデレラ・ハネムーン
あなたと私は シンデレラ・ハネムーン
シャンプーした髪を 夜風にさらし
あなたの口ぐせを 思い出してる
しあわせだから いいじゃないかなの
私はひとり 爪など切りながら
なぜだか重い ためいきついている

ルルル…
私はひとり 爪など切りながら
なぜだか重い ためいきついている