>>619
一応、銀行に言わせれば、原価計算に基づき、人件費や物件費などの
実費を回収するのに必要な手数料だということになります。
しかし、銀行の主張の弱点は、そもそもその手数料の決め方は
「総括原価方式」であり、コストを全部顧客に転換する安易で
甘えた発想に基づいていることです。
たとえば、他業種に比べて高い人件費、旧態依然の事務フロー、
レガシー型システムの減価償却費や維持費がそのまま
計算根拠になっている。
総括原価方式だから、昔から原価改善のインセンティブがない。

本来ならそれらを改善して(或いは償却期間が過ぎて)、
その分を顧客に還元すべきなんです。
最近漸くフィンテックの参入で少しだけ
原価低減に取り組む環境になっており、
少なくとも人件費は引き下げるべきだし、
可能な限り分散型システムに移行して手数料を下げるのは当たり前です。