アマゾンジャパン、「予め残業70時間分込みの基本給」「4年勤続しないと満額貰えない自社株」
…不利な条件伏せ、その場で雇用契約書に署名迫る姑息な採用手口
http://www.mynewsjapan.com/reports/2192

アマゾンジャパンの中途採用で内定した島崎敦美さん(仮名)。
だが、計4度の面接中はおろか、内定が出た段階でも雇用条件の明示がなかった。
雇用契約書は入社10日前に手渡されると言われ訪問したところ、
アマゾンは彼女に「契約書を持ち帰っての検討は不可」
「この場でサインしなければ内定取り消し」と通告。
そこで初めて明らかになった各種不利な条件――基本給に月70時間分の残業代が
予め組み込まれていることや、賞与の代わりとなるRSU(制限付き株)が
4年勤続しないと満額支給されないこと――を理解・検討する時間がないまま、署名せざるを得なかった。
入社後も「できるだけシフトは固定」「転勤なし」などの口約束を反故にされ、
体力的限界から1年持たずに退職。
賞与はゼロとなり、「前職並み」と言われていた給料は15%も減ってしまった。
不利な条件がばれて内定辞退されることを防ぐため検討する時間を与えない
――アマゾンの姑息な手口を報告する。(オファーレターはPDFダウンロード可)
【Digest】
◇「羽田空港以上」のセキュリティチェックをくぐっての面接
◇「本当にいいんですか?本当にここでいいんですか?」
◇「今この場で雇用契約書に署名を」
◇基本給は「月70時間分のみなし残業代込み」
◇「制限付き株全額支給は入社4年後」
◇「やり直しの利く年齢の人にしか薦められない」