強豪校は年末などに「冬の強化練習」を行うことが多い。「陸上部」のように走りまくって鍛えるのだが、これで投手が140キロを投げられるようになったり、打者が本塁打を打てるようになるわけではない。
「これだけやったんだ」という「我慢強さ」は身に付くかもしれないが、指導者の自己満足に過ぎないというのが持論だ。私は冬に「地獄の練習」を課したことはない。

 それなら、バーベルを90キロから100キロを上げられるようにすれば、バットのヘッドスピードが上がり、飛距離が10メートルアップするかもしれない。
ランニングは大事だが、ノックなどのボールを使った練習も継続したい。冬の正しい過ごし方は、自身の課題に取り組むことである。

(小倉清一郎/元横浜高校野球部部長)

>>261
走りまくりは否定的だそうだ 
この人のコラムを見るとラプソードやトラックマンが出てきてる。知識をアップデートしている。