掛川西のプロ注目142キロ左腕・沢山、12年ぶりセンバツへ「僕が連れていく」

 静岡県高校球界を背負って立つ楽しみな左腕が表れた。沢山だ。
1メートル84の長身から繰り出す直球の軌道はまるで糸を引くよう。
最速148キロ左腕として脚光を浴びた1メートル77の静岡商・高田琢登(3年)よりサイズがあり、今後の伸びしろは計り知れない。

 練習試合で登板を重ねて自信が膨らんだ。
先月末の常葉大菊川と津田学園(三重)戦でともに5回2失点。
極めつけは県岐阜商(岐阜)戦だ。最速142キロをマークするなど序盤はコンスタントに140キロ台を連発。
6回1失点と好投し「東海地区の強豪相手に真っすぐを含め力が通用しました」と思わず笑顔がこぼれた。
今月5日には静岡高の県No・1右腕として評価が高い高須大雅(2年)と投げ合い5回3失点。
「意識しています。2人で県内の高校野球を盛り上げたいです」とテンションが上がった。

https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2020/08/09/kiji/20200809s00001002081000c.html