2012年の履正社も今年は弱いと言われながら、決勝まで勝ち進んだな。しかも甲子園では完全優勝した藤浪を打ち崩し、マウンドから引きずり下ろしたもんな。序盤の10失点が大きすぎて勝つことはできなかったが。

確かそのチームのスタート時は、前年秋の大阪大会で甲子園帰りの東大阪大柏原に1-7でコールド寸前の大敗を喫し、大阪3位でギリギリで近畿大会に出場してたな。
近畿大会の初戦が開幕戦で報徳学園となり、その報徳は兵庫大会を苦戦することもなく評判通りに優勝し、1年次に甲子園4強まで進んだ田村がエースだった。
履正社の岡田監督は今年と同じようにこの世代も「正直、今年は厳しい」と言い続けていて、近畿大会の初戦が報徳学園と決まった途端、もう完全に負けを確信していた。
報徳学園は1年次にベスト4に行った田村が最高学年でエースになっているが、履正社はベスト4に行った2011年世代はほぼ抜けてメンバーは大きく変わっているためである。
しかし、いざ試合をしてみれば、まさかの履正社のコールド勝ち。
岡田監督も「もう、よくわかりません。(何で東大阪大柏原に負けるのに報徳学園に勝つのか)」と言ってた。

この世代に今年も似てるかもしれないな。
まぁ、大阪桐蔭に勝つことはできなくても意外と善戦するかもしれない