999ソロモン?2018/04/22(日) 22:19:59.90

2018.4.21(土) 九州大会一回戦 久留米市野球場(122-98)
入場料600円 パンフ500円 ガン表示有り 選手登録20名

KBC未来沖縄
100 300 000-4 H7 E1
000 002 000-2 H2 E3
れいめい
(未)宜保−石原
(れ)松江−桑波田

暴走バイクの騒音が三塁側に響く
北九州を東西に分断する国道210号線に隣接した久留米球場は震えるばかりの晴天ナリ

鹿児島実の兄弟校であるれいめいのシートノックは質実剛健でゆっくりと力強い
対してKBC未来沖縄は、気だるさを隠しもしない正直者の集団である
ゆえにキャッチャーからピッチャーへの返球にちくいち二遊間がフォローに動くのも稀で
個々が各々の縄張りを意地とプライドで死守するのみであり、いっそ清々しい

薩摩からきたれいめいのスタンド部員が歌うダイナミック琉球にのって
KBC未来沖縄のマウンドで打者をいい意味で見下した投球を展開したのは背番号6の宜保
トルネード、セット、ワインド、上手、横手etc、一球ごとフォームのリズムを変化させ
真面目な打者の心理をもてあそぶマウンド捌き、将来はとんだジゴロ小僧
最速143の球威と多彩な変化球で「俺の方が上だろ、あーん?」と全身で主張
171cmの右腕はいい意味で打者を見下していらっしゃる、なかなかのドSである
ただスラパンのサイズが合ってなかったのか
試合開始から終了までずっとチンポジを気にして直していた

れいめいの4番宇部もいい自惚れ感を漂わせたふてぶてしさの好打者で
宜保との俺様対決はなかなの見物だったが、変化球がキレていた分だけ宜保が優っていた
結局れいめい打線はカウントをとりにくるスラを幾度か捉えてはいたが結局2安打のみ
残念ながらエース松江を援護しきれず

最速139を計時した178cm左腕松江はボーダー以上の球威と変化球で実力をみせたが
KBC未来沖縄の各打者がバッテリーにとって面倒なことを嬉々としてやってくるからあら嫌だ
まずバントの文化が独特で、繋ぐより死角を突いてくる攻めのバントを多用
追い込まれてノーステの流行ガン無視で大きな一本足打法を貫く打者もいれば
深いミートポイントでコツコツ当ててくる打者などいろんなスタイルが共存している動物園状態
9回まで攻撃があればどこかで嵌りそうな奇想天外打線である

いやーおもしろい