金津のアピールを一地元民から。
 金津の売りは、練習の8割を割いたという攻撃力。福井県大会3回戦(準々)7-6啓新。
 啓新は6年前、東海大甲府で甲子園ベスト4が3回の大八木監督を迎え、県外から選手を
集めて創部したが甲子園は遠かった。しかし、昨秋の県大会に、1年生時からの4番をエースに
仕立てて、今度こそはと臨んだ。その啓新を金津は打力で打ち負かし、大八木監督をついに
無念の辞任に追い込んだ。
 その後、前年夏代表北陸を12-11、夏代表坂井を8-6と、いずれも壮絶な打撃戦を制した。
 しかし、その打力も、地区大会初戦松商学園では、1-11(7回コールド)と、不発に終わった。
 地区大会が定期テスト期間と重なり、その前1週間と共に部活禁止ということで、調子を崩した
こともあったのだろうが、これが実力かも知れない。しかし、地元では、準々から強敵に3連勝した
金津の力を信じ、3枠の一角に選ばれることを願っている。