21世紀枠 膳所選出経緯
来年で創立120年という滋賀を代表する文武両道校。
昨秋は準々決勝で一般枠選出が確実な近江に善戦し、1−3で敗れた。長身のエース・手塚は、速球を武器に近江の中軸から三者連続三振を奪うなど、甲子園常連校に一歩も引かぬ好勝負を演じた。
毎年100人前後が東大、京大、国立大医学部に合格する近畿でもトップクラスの進学校だが、部活動加入率も98%という模範校。
野球部は近年、低迷していたが、大胆な守備位置などデータを活かした野球で古豪復活の兆しが見え始めている。
近畿は、一般枠選出が確実な乙訓も候補に挙がっていたが、最終的には一般枠で微妙な立場にある法隆寺国際と膳所の比較になり、データ重視の新たな取り組みなどが評価され、膳所に決まった。