☆.*・゚
窓の隙間に見上げたオレンジ色の星は
私に気付かないフリして雲に隠れた
君がそこに居るのなら私は歩けるわ
「か細く漏れる光、私を照らしてくれ…」
そう叫んだとして
いつも願ったとして
いつか不安定な距離も飛び越えていこうよ
いくつもの弱さも見捨てないで連れて行こう

真夜中の星が優しい
喧騒の火照りを静かに静かに冷ましてくれるのは君

語りかけたひとつ星は一段と澄んでて
当たり前のように今日も笑ってくれた
閉じかけた窓からのぞいた光の粒が
少しだけ躊躇した私を包んでくれる

等身大となって今日に見合う距離を知って
いつか出逢う優柔な私も越えてこうよ
Yes,Noと知ったふたつの世界に連れて行こう
星空の Rey