https://mainichi.jp/articles/20180406/k00/00m/040/184000c
どう猛な闘犬として知られる「ピットブル」を制御せずに福岡県警の捜査員の脚にかみつかせて軽傷を負わせたとして、県警は５日、同県久留米市上津町、指定暴力団「道仁会」系組員、小柳栄治容疑者（３６）を重過失傷害容疑で逮捕した。
逮捕容疑は２月２７日午前１０時半ごろ、同市上津町の道仁会会長の自宅兼事務所前で、リードを両手で持つなどの注意義務を怠り、
犬を県警暴力団犯罪捜査課の男性巡査長（３８）に近づかせて右太ももにかみつかせ、１週間のけがを負わせたとしている。「注意を怠っていない」と容疑を否認しているという。
県警によると、男性巡査長が詐欺事件の捜査で会長宅に家宅捜索に入ろうとした際、犬の散歩から帰ってきた小柳容疑者が「（この犬は）かむけんな」と言いながら近づいてきたという。
犬は同会系組幹部が飼育している７歳の雄で体長５０〜６０センチ。昨年１１月にも別の捜査員にかみついて軽傷を負わせていた。
