ひっそりとした雑談場 [無断転載禁止]©2ch.net
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カナやんを知らないなんて、、、
ほんまもんのヒッキーですね。
(-.-)Zzz・・・・ へーここも雑談スレかぁー
ちょっといろいろみてみます! >>98
あ いや入院当初は精神的にきつくてまいってたんですがだんだん無神経になってきて楽になったんですよ 眠れる 快便 そんな感じです 一休み、一休み、あわてない、あわてない
で生きてきたけど はたして 今日は出かけたく亡かったなあ 腹減ったしなあ どうすっかなあ >>119
飲みすぎてるのに味噌汁飲ませてどうづる >>125
やめてきました、マジで 膝が震えてます
どこかで弁当食べて帰ります 街中の監視カメラ凄い事になってるんだなNHKでやってたけど、仕方ないのかな、このご時世 ∧_∧
.ミ,,・_・ミ
ヾ(,_uuノ しょんぼりしてきた まったりスレに悪いが・・・。
いじめを許さない社会にしようぜ!!!!
↓
上松煌(うえまつあきら) 作
★「九月の葬奏」(1作目「友だちを〜」と共に、作者の出生の本懐です)★
https://slib.net/71188
『作品紹介から』
初作の『友だちを殺した』と共に、作者の出生の本懐といえるものです。
世間を震撼させた「多摩川・中学生虐殺事件」に衝撃を受け、日本社会に警鐘を鳴らし
たくて書きました。
時間のないかたは、後半〜末尾にかけての主人公の「独白」をごらんください。
社会のあり方、人間の人間たる倫理正義・矜持襟度・慈悲情愛の大切さを、死をもって
訴える場面です。 問題提起の性格上、過激・苛烈な表現があります。 2015年。
作順では5番目。
プロフィール ←作品けっこう意識高いぜ。命は大事にしろ。
http://slib.net/a/21610/
社会が傍観者ばかりになったら、コワイでぇ! こんばんは〜
>>147
そうですね。
まだ暖房は欠かせません >>144のあとに読んでたSSのリンク貼ろうと思ったのですが、規制かかっちゃいました……(^o^;)
少年「あなたが塔の魔女?」
魔女「果ても無き世界の果てならば」
です。
良かったら読んでみてください 連休始まりましたね
みんなが素敵な休日でありますように……
https://youtu.be/pPf-GPLtuoA 皆さんこんばんは〜
実は毎晩ちょっとずつ短編の小説を書いておりまして、さっき出来上がったので、こちらにあげさせていただきます。
名前が邪魔くさいかなと思ったので、小説投稿中は酉のみです。 わたしは小さなたんぽぽだ。
一輪だけで、ありふれた郊外の住宅街の道ばたに咲いている。
毎日、まぶたが赤く明るくなるのと同時に目を覚ます。
前のかごに新聞をいっぱいに積んだバイクや自転車はもう行ったあとのようで、ジョギングをする人たちが何人か通る。 わたしは、ここから動くことができない。
自分の力では何もできないのだ。
風が吹けば吹かれるままに、雨が降れば全身を激しく打たれることしかできない。
そんなことを嘆いても仕方がないことだし、それは当たり前だと思っていた。 わたしの前を、5歳くらいの少女が幼稚園に行くのか、母親と手をつないで歩いている。
反対からは、ネクタイが少し曲がったサラリーマンが、時計を見ながら小走りで通り過ぎる。 それは、いつも見ている同じ風景。
視界いっぱいに広がるたくさんの家には、人々の営みが詰まっている。
わたしの真上から、刺すような強い日差しが降ってくる。
買い物かごを提げた主婦が、ぼんやりと何かを考えながら歩いていく。
斜め上の塀に目を移すと、野良猫が一匹、気持ちよさげにからだを伸ばしている。 学校帰りの小学生や中学生が行き交うころになり、賑やかになった。
ほとんどが、友達と話をしたり考え事えをしたりしながらわたしの前をゆく。
その中で、わたしに興味を示す人はいない。
まるでわたしが存在していないかのように、誰一人として見向きもせずに通り過ぎる。 わたしは誰とも話をしない。
話しかけられることなどなく、会話ができる相手もいない。
燃えるような橙色の夕陽が、道路の端から端まで。いや、それ以上の距離を貫く。
長く延びる自分の影が見えた。それをぼんやり眺めていると、後ろからわたしの何倍もの影が近づいてきて、わたしの前で、止まった。 「えっ?」
わたしは、思わずそう呟いたつもりだった。
だが、長い間喋っていなかったので声が出ない。
その長い影の主は、わたしに考える暇を与えずに、目の前で泣き崩れた。
嗚咽をしながら、体を小刻みに震えさせながら下を向いている。
わたしに涙の滴がいくつも落ちて、その度に大きく揺れる。 その顔は、逆光で見えづらいが、9歳か10歳くらいの女の子なのはすぐわかった。
肩まである髪を揺らして泣いている彼女を前にしてわたしは何もできずにいた。 それから、3分か4分経っただろうか。
彼女はしゃくりあげながら、声を絞り出した。
「わたしは……なんにもしてないのにっ……隠されて、壊されて……」
もし誰かが通りかかって、それを聞いたら、すぐに彼女はいじめを受けていたと理解するだろう。
わたしはひとの言葉はわからないけれど、彼女が辛くて苦しかったのは感じられた。 「大丈夫。大丈夫だよ……」
ようやく出たかすれ声で彼女に話しかける。
短い風が吹いて、わたしのからだが微かに揺れた。
わたしはただの植物。
人間の誰かと会話をすることもできない、そんな存在。
植物だからそれが当たり前。
今までそうだと信じていた。 彼女はしばらく泣くと、目を擦りわたしを見る。
わたしは、彼女に精一杯の笑顔をつくって見せた。
それが伝わったのか、少し間があいてから、目を見開いて、にっこりと笑った。
言葉は通じないはずなのに。
胸の奥から、何かが込み上げてきた。 何もできないと思っていた。
誰かを笑顔にするなんて、不可能だとも思った。
だが、目の前の少女は頬に残った涙を拭って立ち上がった。
その顔は、確かに笑っていた。 わたしでも、誰かを笑顔にすることができた。
慰めてあげることができた。
気がつくと、歩き出した彼女に、
「またね!」
と叫んでいた。
しっかり声が出たが、聞こえはしない。
伝わりはしない。
――はずだった。
彼女は、一度わたしを振り向いて見て、柔らかな微笑みを浮かべて、手を振った。
わたしも慌てて振り返す。
わたしと彼女を、西日が優しく包み込んでいた。
〜fin〜 以上になります。
タイトルは「たんぽぽ」で。
初めてまともに書いた小説になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
良ければご意見やご感想などをお書きください。
小説は不定期ですが今後も書いていきたいと思っています。
次はもっと上手く書けるように頑張ります。
それでは、皆さんおやすみなさい! ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています