ある時、ゆうたがかいとやこうきなどの弟子たちを連れてナグリ村を闊歩していると
筆頭ルーキーが民衆から石を投げつけられていた。
なぜこんなことをしているのかと、弟子のかいとが民衆の一人に問うと、
「筆頭ルーキーは罪人だからだ」と答えた。
それを聞いたゆうたは民衆にこう言った。「ならばしかたがない。続けなさい」
そしてこう続けた。
「ただし、一度も罪を犯したことのない正しき者だけ筆頭ルーキーに石をぶつけなさい」
民衆は、とまどい、やがて一人また一人とその場を離れ
石をぶつけているのはゆうたただ一人だけとなった。