女性検察事務官宅に侵入し下着の臭いを嗅いだ元検察官の末路とは?
2018年05月11日
http://rno.jp/archives/2589

同僚の女性検察事務官宅に21回も侵入

同僚の女性検察事務官のカバンから自宅の鍵などを盗み、彼女の生活をのぞく*レ的で京都府宮津市内の女性宅に21回侵入したとして、窃盗罪と住居侵入の罪に問われていた京都地検宮津支部の元副検事(44)。
京都地裁(石井寛裁判官)は今月11日、元副検事に執行猶予が付いた有罪判決を言い渡した。
起訴状などによると、元副検事は今年1月24日、事情聴取に向かうために京都丹後鉄道の普通列車に乗車。
網野駅(京都府京丹後市)に停車中、同行した女性検察事務官が手提げカバンを置いて席を離れた隙に女性のキーケースを盗み、同日夜から2月23日まで約1カ月の間に合計21回も侵入。室内を物色していたという。
違和感を覚えた同僚女性が室内にカメラを設置したところ、元副検事が室内に侵入し、下着の匂いをかいだりする様子が映っていたという。

「何を身に着けているのか、興味を持った」

裁判で元副検事は、
「女性がどんな生活をしているか興味があった」
として、起訴内容を認めていた。検察官から、
「副検事として被害者保護に当たりながら、初めて侵入する時に自分が被害者を生み出すという意識はなかったのか」
と質問されると、元副検事は、
「その時はそういう思いを忘れてしまった」
と回答。石井寛裁判官から、
「何がしたかったのかイマイチ分からない」
「気持ち悪いことをしていると思わなかった?」
と問いただされると、元副検事は、
「何を身に着けているのか、何を食べているのか興味を持った」
と弁解していた。

ヘンタイ′ウ副検事にくだされた判決とは?

今日の判決で石井寛裁判官は、「被害者の衝撃は強く、その不安感、嫌悪感は大きい。検察官という立場であったことを考えると、社会的な非難も大きい」と指摘。
その上で「懲戒免職処分など社会的制裁を受けている」として、懲役2年6月、執行猶予3年(求刑・懲役2年6月)を言い渡した。