「相手の期待する回答」について補足。
これは職場に入ってから聞いた話(ある時期の上司が人事畑だった)だが、最終面接でみてるのは、主に下記だ。

・認識の問題……公務員を誤解していないか?
 公務員は「全体の奉仕者」。当たり前だが、自治体は職員の自己実現の場ではない。
 法律や予算でガチガチに縛られていて、できること・できないこともはっきりしている。
 更に、人員配置や異動の都合もあり、公務員人生で希望の部署につけるやつなんて極一部しかいない。
 圧倒的な実務能力があればともかく、夢物語のようなやりたいことだけ好き勝手言う「なめてる」奴は落とす。

・精神の問題……上記を一定以上理解した上で、定年まで真面目に働いてくれるメンタル性があるか?
 辞令一つでやりたくない仕事もやるのが公務員。職務上では上司の命令に従う義務もある。
 精神的に、「自分の意に沿わないケース」に際して柔軟な対応がとれそうかどうか。
 過去、そういった経験はないか。どう対応したか。どういう考えに至ったか。
(転職なんかはまさにそれ。絶対に質問がくる。良い回答をすればむしろ加点)

要するに「長く真面目に働く公務員」としての適性だな。
実務能力については正直、履歴書やペーパーでだいたい予想はついてるわけだし。
実際、公務員はやっぱ身分保障の関係で、採用してから「やっぱこいつサボりたいだけだからクビ」はできない。
逆にいくら民間で成果をあげてても、我が強すぎる奴は危ないから「民間でどうぞ」と言いたくなる。
そこらへんの疑問や不安を払拭(もしくは疑われてないなら、確認させてあげる)のが最終面接だと思う。

最終まで行けてる優秀さがあるなら、
質問一つ一つに対して意図を汲んだ回答ができるよう意識(準備も)すれば絶対受かると思うよ。
その点、「将来のリスク」の話は個人的には「???」って感じだったがw
言うなら、もう少し納得できる理由を用意しておいてほしいかな。下手したらなめてると思われかねない。