『ピアリス』のあとがき(P232-234)より

――戦争は無くならないのでしょうか?

萩尾 グローバル化が進むと、反グローバル化の動きが出てくる。世界のことより足下が大事だろう。他の国を儲けさせて、自分たちが貧乏でいる必要は無いという、別の流れが必ず出てくる、という本を最近、読んでいるんですけど、なんか時々すごく人間って、どうしようもないのかなって思ったり、現実に殺されている人間を目の前に見ない限り、戦争が悪いと思わないのだと思います。
   戦争をしている人は他人事のように自分は殺されないだろうと思っているでしょうから。
 
――戦うのが好きな人はいないですよね。

萩尾 戦うのが好きな人はいるんですよ、絶対。 
   私は勝つから、生き残るからと思って。
   ちょっとお化け屋敷に行って帰ってくるくらいに考えているのかもしれない。
   人間はやっぱり退屈が嫌でスリルを求めちゃうのかなぁ。
   おれたちは勝つんだ、自分たちの国が一番だ、そのためには戦争があっても構わないと思ってる。

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なんですか?
このお花畑左翼の発想はwww

誰か萩尾さんの幼稚な考えを正してあげられる人は近くにいないのかしら
5年前は萩尾さん69歳、こんな小学生みたいな戦争観を持っているとしたら吃驚ですよ

誰もが直感的に理解できる人間心理ですらも
本を読まないと判らない萩尾さんらしいといえばらしいのですが