先日、図書館であの大泉本借りてきて読んだのですが、夭逝されてしまった
SFマンガの名手、佐藤史生先生がそこはかとなくディスられて居たような気
がしてイヤぁな気分になりました。いやぁ自腹切って買わなくて良かったわ。
書いてらっしゃることが全て真実であると仮定して、一つ疑問点が。
御大、ご自身のことを、ものすごい人見知りアピなさってますが、北海道の漫
画家さん宅に、面識も連絡も何もないまま訪ねて、十日も滞在したというエピ
ソード読んだ限り・・・遠慮ということは余りお考えにならない方なんだなぁ
・・と。あの本を読む限り、御大はご自身を自分は気遣いが出来ないタイプだ
けれど繊細で口べたな被害者タイプだと強調されていたのでなるほどなぁ、と
は思いましたが。この本読んで、昔、一緒にゴミのよな同人誌つくってた、相方
をちょっとだけ思い出しました。面倒くさい子で、何かあってもその場では何
も言わずに、一月後とか二月後に「あのとき私はこういう気持ちだった」と謝罪
やんわりとを強要してくる子で・・・御大がそうだと言っている訳では無いで
すよ。大泉サロンの真実なんて誰にも判らないことなんだし。御大から見た大泉
佐藤史生先生が見ていらっしゃった大泉、竹宮先生の大泉、きっと全部違うんで
すから。
にしても、
竹宮先生がご苦労されたんだなぁというのが、例の本の読後感想です。
竹宮先生のファンではありませんが、嫌いでは無いので。