>>434のつづき
エイプリルフールの発行日で書かれたものだとすると、
ささやさんも萩尾さんも覚えていないという「あそび玉」の続編の話も味わい深くなる
〇寄稿:あそび玉秘話 ささやななえ
『あそび玉』には続編がある。と描いた本人から聞かされたのは、北海道の片田舎、芦別市発頼城行、一抗会館前下車予定のバスの中であった。
あの『あそび玉』LASTシーンをみると、何やら続きがありそうな感じがするから「ああ、やっぱりあるのね」というと「第三部まである」とまた描いた本人が言った。
(略)
今思い返すのに非常に悔やまれてならないことは、何故もっと彼女の話を聞いておかなかったか、ということである。なんせボーッとしてしまってたので、内容をほとんど覚えていないのである。(略)
そ、そんなもったいないことがあっていいのだろうか!? 全国大多数の彼女のファンはどうなるのであろうか!? 今回、この文を頼まれた時、最初に思ったことは、そのことだった。あのままですますわけにはいかない。ファンには知る権利(!?)があるのだ。
その使命をかかえ、私は萩尾宅にジーコロ、ジーコロと電話いれた。「まァ、そう言われても困るわ」と、モー様は言った。「だって、私もどういう内容だったか、忘れたもの」ーー
かえすがえす、悔やまれるのは、あの話を聞いた時、ボーッとしていたことであった。テープレコーダーに録音でもしておけばよかったと、今思うと非常にくやしい。それは貴重なモノになったであろう。話を忘れた当の本人に売りつけることも可能であったかもしれない。エエイくやしい。
だから、今私がこうして諸君にお伝えできるのは、つたない私の記憶の中で断片的に残っている部分だけなのである。(以下略)
(「少年少女SFマンカ競作大全集5」1980年4月1日発行)
萩尾さんは決してウソをついていない
続編の内容を忘れたと言っている
ささやさんが記憶の断片を繋ぎ合わせてストーリーを語っている
ウソだとは言えないが本当であるとも言えない
出版社がこの手の文章をわざわざエイプリルフールの日付で出版する意図は何なのか
学生運動の落ち武者が経営するエロ本中心の出版社だという
マジメだとは限らない
【萩尾望都】大泉スレPart26【竹宮惠子】
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439花と名無しさん
2021/07/19(月) 20:54:36.47ID:304Sjk/x0■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています