それと、20代の頃、萩尾望都がすごく自信喪失して暗く落ち込んでたときに
(おそらく竹宮先生に盗作疑惑をかけられて大泉を追い出された後に)
山岸凉子に助けられた話が感慨深い

萩尾「で、なんか暗い作家は業界ではどうしたらいいか?という創作の一般論の話をしていたとき、すごく励ましていただいたの。
暗くても、それでいいのだ、って。長く、残るものゆ描けばいいのだ、って。
山岸さんは一般論として話してらしたと思うんだけど、私は、すごい、励まされた気になって。
そのあとも、落ち込んだりしたとき、あんなすごい山岸さんが「それでいいのだ」って言ってたんだから。
赤塚不二夫じゃあないんですけど、安心して。やはり、おっしゃる言葉にも力があるんですよ。感謝です。」