現代。
研究室で思案中の尊。
さて、僕が思いついた作戦とは… 今までどうして考えなかったのか不思議なほど単純なことだった。
これは将来僕が作り出す新しいタイムマシンに盛り込む機能のリスト。
・ひと晩で往復できるようにする
・2人同時に移動可能
・時空への影響を最小限にし亀裂を起きにくくする
・到着場所を設定可に
・省エネ性能アップにより燃料の消費を…

そしてこれら全てに成功した未来のえらい僕が今の僕にこの新しいタイムマシンを送るという作戦。名付けて「思い立ったが吉日」作戦!
何年、何十年かかってもいい。生きてる間に実現できればいいんだ。
どれだけ長い時間がかかったとしても、答えは今わかる!!

尊がメモを書き上げる。
・を送る日付 ‪3月2日 AM3時14分‬
タイムマシンが光った。
「お姉ちゃん起きて!行ける!会いに行けるよ!!若君に!!」
よだれを垂らしながら寝ていた唯が目を覚ました。

次号はカラー。
尊のひらめきによってタイムスリップの可能性が再浮上。一方、若君は絶体絶命の危機で!?