塩顔が、現代女の恋愛における理想のふるまいなんだってこと
ののかは本格恋愛を初めて踏み入れた男の子だ、マンガ内だからこれ性別反転なんだ
現実の女の子は、塩顔のようにリードして欲しいってめっちゃ願ってる
でも、現実の男はすぐわーっと押し倒すし、女の子の指示待ちでプランも自己提示しようとしない
女の子の感情をじっくり聞き取る感受性も育ってなくて、女の子のスケジュールを引っ張り回す一方通行が常
塩顔は、押し倒してこない、女の子の気持ちの育ち具合を見当付けて無理なくステップアップの距離詰めし
女の子が盛り上がった段階でムードに巻き込み、怖がったら進まないで止まってくれる、でもマンガｗ
現代は、昔のオラオラマッチョ恋愛が崩壊してしまい、このルート踏めば女とやれる！ってマニュアル消滅して
なにより、女性側がマッチョをキモって毛嫌いしてしまっている、でも男女ともに成功ルートの恋愛はしたい
そのためには、塩顔に惚れられるまでひたすら美貌保って待つのは超マズイ、女の人生そこで詰む
じゃなく「純で真面目で嘘つかなくて向上心がある」性質を搭載済みの、性別反転したののか的男を見抜いて
その男相手に、塩顔な振る舞いで「冗談でもないけど恋愛相手として意識すればいいって思ってた」を繰り出す
そしてののか同様に好きになられたら、塩顔みたいに少しだけ引いて相手の様子を愛をもって見守る姿勢
これからの時代、女子が満たされた恋愛しようと思ったら塩だ塩が正解
河原さん作品、これが初めてなんだけど職人さん的なマンガ家って印象
時代の空気読んで、的確に若い層の洗剤欲求のツボを読んでちゃんとヒット作出すって風の
