少なくともしゅごキャラは稀に見る支離滅裂さだった
10巻〜12巻で恋愛面でイクト寄りになったのも唐突だと思った

肝心の主人公のあむが今まで唯世一筋状態で、4巻で神社で神頼みする話でも唯世ありきだったり、
7巻でも唯世から告白された時も喜んで受け入れて両思いになってたからな

イクトにもドキドキするのはあったけどイクトの際どい行為が原因な事も多く
それ以外だと遠慮のない態度も多くてあまり恋愛っぽくなかった(イクトがあの性格で遠慮がなくなる)
寧ろ後半になっても恋愛以前に仲間達より絆が弱かったとすら思った

7巻で過去にイクトに助けられたことと不器用さを知った上で
一瞬でも「何の理由もなしに相手の心を傷つけて笑う男」と思ってるかのような感じだった
(理由があっても困るし実際唯世は心を傷つけられたり迷惑被ってるが)、

その後、8巻でヨルから助けを求められた時にも一度断った。
ヨルが「このままじゃイクトが死んじゃうニャ」「わざと遠ざけようとして唯世にあんな事を言ったニャ」「あれはイクトの本心じゃないニャ」って言って来ても
「ヨルに言われても信用出来ない」「勝手に頼ってこないで」と突き放してて、結局助けるけど一発で行動しなかった。

6巻の海里なんて敵組織のスパイで黒いCD配ってた犯人だとバレても「本心とは思えない」「私達といた姿は本当だった」とすぐに信用され支えてもらったけど
イクトは後半になってもあむからの絆がガーディアンの仲間以下な感じで、一発で信用されず助けようと動いて貰えなかった

今までの積み重ね的にあむの気持ちがイクト寄りになっても
「恋愛以前に今までロクにイクトに絆なんて感じるような描写なんてなかっただろ?」としか思えんよ