千秋は千夏が自分のことを助けてくれるのを「当然」と考えてるフシがある。<br />
だからその姉が自分に悪意を抱いていることなど夢にも思わない。<br />
「合格を一度は辞退したこと」は千夏にとって当然のことではないのだが・・・。<br />

千秋「双子なのに何が違うの?」<br />
千夏「私は千秋と違ってお父さんとお母さんの心に配慮も出来るし、周囲の人に配慮だって出来る。<br />
千秋は只、感情の赴くままに動いているだけでしょ。(言葉にできない)」<br />
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1年前の「千夏だけが合格した」事実が仲の良かった姉妹の関係に亀裂を生じさせた。<br />
憧れの人と話せたことを喜んで姉に報告しようとする妹を、千夏は知っていて「無駄話」と切って捨てた。<br />
姉の言葉と態度に棘があることを鈍感な妹は気が付けないのですな。<br />
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