霊的な話じゃないんだけど、以前散歩と称して1、2時間よく歩いてたの。
家から15分くらいの堤防から土手おりて川に沿って歩くと、いつも折り返しポイントにしてる橋桁があるの。
いつもならそこで踵返してまた川に沿って帰るんだけど、ある日橋桁の横から上がっていけることに気づいて上に出てみようと思ったのね。
というのも、その橋と平行して線路が走ってるから単に面白そうってのが理由よ。

ちょっとした岩場みたいになってる傾斜をちょっと登った時よ。
橋桁と土手の築山の境目にお位牌が2つ並んで置いてあるの。お位牌よ?
急に踏み込んじゃ行けない場所に入ってしまったような後味の悪さと、なんでそんなとこポイントにしてたのよ…って昼間なのに ゾッと逆毛だったわよ。

ホームレスのおうちだったのかしら。でも生活感なかったのよねぇ…
ヤマなしオチなしイミなしなヤオイ話でごめんしてね。