フランス人にはフランス人の歴史と誇りとがあります。それを理解せずにシャンソンを歌うわけにはいかないんです。
日本で有名な歌手が、若い時に不勉強で、器用さや才能だけでやってきて、ある日パリでピアフのコンサートを
聴いて“私には何もない”と打ちのめされたそうですが、そのつらさはわかりますね。自分にきちんとした基盤が無くて、
いい加減な鼻歌を歌ってたと自覚したときのつらさは。」

――美輪さんご自身はそういった思いを抱いたことは?

「私は無いですね。お隣が映画館で、小さいころからフランス映画はしょっちゅう観てましたし、小学校の頃から
クラシックを先生について学んできました。フランス語も中学で3年間やって、実際にフランス人たちとお付き合い
してボーイフレンドもいましたし(笑)、ヨーロッパに行って演奏もしましたしね。譜面も読めますし、作詞作曲も
できますから」


越路のことをまたグダグダ言ってるわw
つらさはわかる、とか言っておきながら自分にはそういう思いは無い、とか矛盾しているわよね・・・