2月9日から開催される2018平昌冬季五輪だが、開催を目前にして民間警備会社の従業員宿舎と選手村など
大規模な食中毒と思われる患者が訴え病院に運ばれた。

平昌五輪組織委員会と警備会社A社によると、4日現在江原道の大規模な宿泊施設に滞在していた24人が
腹痛や嘔吐などの症状を訴えて病院に運ばれた。

江原道保健環境研究院は、検査の結果、一部の従業員がノロウイルスに感染したと推定されると結果を出した。

痛みを訴える職員などは、近くの病院の緊急治療室で治療を受けている。
特にこの日のオリンピック選手村でも5人ほど患者が同様の症状が発生したと伝えられた。

組織委員会等は、人体と環境を確保して精密分析を進めている。

宿泊施設には、警備会社の従業員や関係者など1200人余りが滞在しており更なる症状が出る可能性があるとしている。

これにより、平昌五輪組織委員会は、民間の警備会社担当者が選手団など、すべての出入りとの接触が
避けられない状況であることを考慮して緊急措置をとった。

文書によると、組織委員会は、患者が発生したその施設を隔離し、その人材を現場に配置しない方針を決めた。

1次的に代替の警備人材を投入した後、今後は国防部に代替人材を要請する予定だ。

またIOCと協議し、全選手団に対する予防を実施する一方で、保健福祉部など関係機関と協議して
緊急予防措置など疾病統制作業に乗り出す計画だ。

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