OTGは、OTGケーブルを検出して
USBスレーブのコネクタをUSBマスターに自動的に切り替えて
USB機器を繋げるようにする仕組みだが、
cloverはOTGケーブルを検出する回路の部品が省かれてて機能しないし
USBマスターのドライバーも省略されてる。

で、OTG端子によらずに強制的にUSBマスターとして動作する
ドライバーが作成されて組み込まれた。

と、ここまでは数ヵ月前に出来てたんじゃないの?と不思議に思うだろう。
数ヵ月前に動いてたのは、内蔵SDカードから起動するAllWinner用の独自カーネルだった。

この度、ようやくニンテンドークラシックミニ内蔵のOSの作成方法が完全解明されて、
内蔵NANDに焼かれてるOSに組み込まれているドライバーの追加や差し替えが可能になったので、
USBマスタードライバーが使えるようになったというわけ
(今までは起動後にスクリプトで細工出来る範囲に限られていた)

USBマスターになるってことは、USB端子からケーブル側へ電源を供給
してやらないといけない。しかし、こいつには他に電源がない。
仕方ないので規格外ながら、ケーブル側から逆向きに電源を供給しつつUSB機器を
差し込める端子の付いたハーネスが必要ということ。OTG端子は必要では無い。