ネタも少ないのでPicadeの購入レビューをば。
なお、主観に基づくものなので異論反論は認める。
購入は某ロ○ショップから。結構箱がでかい。

組み立てには5 、6時間かかった。一人で何度もビデオを見直しつつ
ゆっくりやったので、普通の人ならもう少し早くできると思う。
組み立ての難易度としては、中程度かな。後述するビデオの問題点
と自分が不器用なためにそう感じたのかもしれないけど、「結構歯ご
たえがある」という印象だった。

良かった点から。何よりかによりコンパクトで、これ単体で
全てが完結しているという点。このサイズ(約28*27*39)なら、
テーブルの上においても邪魔になり過ぎないし、軽いので
移動も楽。一人用ならばこれで十分だろう。

次は欠点かな。こちらのほうが遥かに分量が多いが、完成した
現在、結果には非常に満足していることを最初に明記しておく。

一番の問題点は日本の細かさを求めてはいけないということ。
組み立て説明書もなく、youtubeと英語のWebページを参考に
組み立てを始めることになる。ネジは長さごとに分類されてる
わけではなく、まずはネジの長さを自分で測ることから始める必要がある。

で、問題のビデオなんだが、結構不親切。肝心のとこでの手元のクローズアップ
がなく、出来上がりと途中の経過を何度も見返しながらすすめる必要があった。
とどめに、ラズパイを取り付ける部分は省略されていたりする。
結局、他の人が投稿している組み立てビデオも参考にした。
2つのビデオとWebページを行き来するだけでだいぶ余分な時間がかかった。

もうひとつ問題があるとすれば、ボードを筐体に直付けするようになっているところか。
いくら筐体がMDFとはいえ、スペーサーさえ入っていないのはどうなんだ。
ラズパイを直付けしてしまうと、sdカードの交換やケーブルの抜き差しがしにくくて仕方がない。
ここは自分でスペーサーを入れたけど、入力コントローラー基盤の方はイヤホンジャックとの
位置関係上許容が2、3mmしかない。仕方なく直付け。筐体内のスペースに余裕が
ないわけじゃないのに、ここはもう少し考えて欲しかった。スペーサーをつけると長さが
違ってくるためその部分のネジは自分で用意する必要がある点も注意。

これから買う人へのアドバイスとしては、まず最初にネジを長さと太さで分けて分類し、
メモをつけておくこと。めんどくさい作業だけど、これをやるだけで作業効率が全然違う。
ネジは最終的には結構余るが、その点については気にしたら負けである。

次に、レバーとスイッチの位置を把握して配線すること。例えばレバーを上に上げた時に
実際に押されるのは下のスイッチ。左右も反転する。これを踏まえたうえで、どのスイッチに
どの色のケーブルを配線したかをメモしておくこと。俺自身はレバーとボタン、スピーカーの
配線に関してだけは、ビデオを一切参考にせずやった。

最後に補足だけど、できれば2人以上で組み立てたほうがいい。効率が違う。
それとどうやらRetropieからこのコントローラーはキーボードとして認識され
ているようだ。通常のゲームをやる分には何の問題もないが、kodiを入れる
場合はジョイパッドとしては認識しない。それくらいかな。