NTSCでは
@色信号がずれていない場合は(1/1)、滲みカラーなどの
現象が発生し、2次元Y/C分離(くし型フィルタ)での分離が不可能になります。
垂直解像度は低下は避けられません。
A色信号が1/2ずれていて総走査線数が2で割り切れない場合、
これは理想的な信号で理論上3次元Y/C分離可能です。
B色信号が1/2ずれていて総走査線数が2で割り切れる場合、
2次元Y/C分離(くし型フィルタ)では割り切れるますが、3次元Y/C分離は不可能になります。
C色信号が1/3等にずれている場合は、2次元Y/C分離(くし型フィルタ)での
分離は可能ですが、理想的にY/C分離することはできませんが1次元Y/Cよりは
水平解像度が上がります。総走査線数がずれの逆数で割り切れない場合は
理論上3次元Y/Cの適用で画質の向上は可能です。