今から25年前衝撃の本が出版された
囲碁の算法―ヨセの研究 (AKピータース・トッパン数理科学シリーズ)

囲碁を趣味とする理系人間は多く特にヒマでしょうがない大学教職員連中がこの内容をプロの対局に当てはめたところゴロゴロ違いが出て来た
実感との乖離が激しいだけでなく検証もすこぶる難しい
そこでこれら教職員連中の中にはプロと懇意な者もおり真偽を確かめてもらった
その結果、プロでもここでこう打つなどあり得ないという手がその後どうやってもそれが正解だったというのが次から次へと出て来た

それ以降、碁盤(19路、13路)全体を使った10か所くらいあるヨセを正しい順にヨセるという類の棋書は出版されなくなった
問題の作成や検証をライターが行うのは不可能でプロでも自信が持てない
実感との乖離があまりに激しい着手の説明は長文になりそれをアマが理解出来るのか?

大前提として
 ・囲碁の算法を理解した
 ・従来の意味での個別のヨセ(先手3目とか、後手4目)の分解した各1手毎の従来の意味での大きさもわかる
.   ※ 囲碁の算法の許では全てのヨセの全ての着手の従来の意味での目数は全て誤りである
.   ※ 1線の後手2目のハネツギの手ですら後手2目ではないのだ
 ・実戦で残りのヨセが10箇所程度(1か所平均5手として着手分解すると50手)
どの順に打てばいいかは囲碁の算法を理解したのだから考察は出来る
考察は出来るのだが検証時間は無限にかかりそうだ

絶望か?
否、実戦でそれほど時間をかけずこの分解した50手の着手順を求める方法があるのだ
兄らの強い要望があれば拙もこの着手順を求める奥義を公開する労を厭わないであろう

つづく、、、かも?