ひとつの連結した領域(壁で区切られていないひとつの地)のみを囲む石が生きるためには
4目以上の地を持つことが必要条件となる(もちろん十分条件ではない)。
なので、私が囲碁を覚えたばかりの頃は、「囲った地にテトリスのブロックがどういう形ではめ込めるか」
を生死判定の基準のひとつにしていました。
黄色(2×2)と水色(凸みたいなやつ)しか入らない状態は、基本的には死(色はセガテトリス基準)。
それ以外のブロックが入るなら生き。
(もちろんダメ詰まりの具合や隅の特殊事情による例外はあり)

赤、オレンジ、青が生きていることは誰が見てもわかるのですが、
緑と紫(いわゆるSテトリミノとZテトリミノ)は見落としに繋がりやすい。
なので、特に東洋1d以下くらいの時代は、わざとSまたはZの形の生きをめざすことで
相手の錯覚を誘う作戦がかなり有効でした。
場合によっては、3〜4dくらいまでは錯覚してくれます。
5d以上になると、まず引っかかってもらえません(笑)