> 幼稚園年長の頃、ゲームプランナーの父に「ニンテンドーゲームキューブ」のゲーム「ヒカルの碁3」をプレゼントされ、
>囲碁と出会った。同じく棋士になった兄の龍之介二段(21)と一緒に腕を磨いた。

> 「最初は楽しんでやっていて、せっかくなら実際にも打ってみようということになりました。私は特別に、ということもなかったのです
>が、兄の方がすごくやる気があって、道場(洪清泉四段が主宰する道場。多くの実力者が誕生している)に行きたいと言うので、
>付いていった感じです。囲碁よりも学校の方が楽しかったですし、囲碁のプロになりたいと思ったこともなかったんです。
>院生(棋士養成機関での修業の身)の頃も、大変申し訳ないですけど…プロになりたいというより、ただ負けるのが嫌だと思ってい
>ただけです。プロになると、たくさん負かされるだろうな、嫌だな…と」