娘さんの大快挙おめでとう!!


囲碁:小5の藤沢里菜さんが棋士試験合格 史上最年少で
2010年2月6日 18時15分 更新:2月6日 19時4分

史上最年少の囲碁棋士が誕生した。
2010年度棋士採用試験女流本戦が6日、東京都千代田区の日本棋院で開かれ、
小学5年生の藤沢里菜(りな)さん(11)=東京都新宿区=が入段を決めた。
4月1日付(11歳6カ月)で女流プロ棋士の初段となる。

これは二十五世本因坊治勲の11歳9カ月を抜いて、史上最年少。

 謝依旻(シェイ・イミン)女流本因坊がもつ女流棋士の最年少記録(14歳4カ月)も大幅に更新した。
里菜さんの父は一就(かずなり)八段、祖父は故・藤沢秀行名誉棋聖。【金沢盛栄】


◇女流タイトル目指す小5は藤沢名誉棋聖の孫

 「うれしい。2敗した時は駄目だと思った」。
囲碁棋士として史上最年少での入段を決めた藤沢里菜(りな)さん(11)は、緊張した面持ちで戦いを振り返った。
日本棋院(東京都千代田区)で6日に開かれた2010年度棋士採用試験女流本戦。
9人による総当たりリーグ戦の最終日で、藤沢さんは勝ち、6勝2敗で打ち終えた。
全対局が終わって3人が6勝2敗で並んだが、序列の差で藤沢さんの入段が決まった。

 6歳で囲碁を覚え、自宅近くの囲碁道場に通って元アマ本因坊、洪(ホン)マルグンセムさん(28)らの
指導を受けた。アマチュアの大会で数々の実績を上げ、昨年4月、プロ棋士となるため日本棋院の院生となった。

学校が終われば道場に直行する、囲碁ざんまいの生活。
グングンと腕を上げ、3回目の挑戦で夢をかなえた。「これからは、女流タイトル目指して頑張りたい」と抱負を語る。

 身長150センチ。表情にはあどけなさがいっぱい。
祖父の秀行名誉棋聖は重厚な棋風で知られたが、「私は厚みより地の(実利を取る)タイプ。
祖父の碁も、あまり並べたことがない」。ようやく笑みがこぼれた。【金沢盛栄】


かわいい写真もりだくさん
http://mainichi.jp/select/today/news/20100207k0000m040022000c.html?link_id=RSH03
http://mainichi.jp/select/wadai/graph/20100206_2/