>>70
とりあえず最低限の世界観とそれらが戦闘システムにどう関わるか
戦闘システムの重要な要素である幻獣 装備 法術 を説明します
興味ない方スルーでヨロシク

ATLUSが発売したSRPGでキャラクターのデザインは天野喜孝
FFよりもふんだんに天野キャラがゲームに出てくきて、同じキャラでも数パターンある
レブスという世界、テクスト(文字、文法) カルティアというカード状のものが重要な2大要素で
テクストの意味を正しく理解し、それをカルティアに刻みイメージすることで様々なものを創造する
(鋼の錬金術師をイメージしてもらえると解りやすい、向こうは等価交換だが、こちらは無から有を産み出す)

戦闘 医療 はては料理や遊びに至るまで、このテクストとカルティアにより行われている世界での物語
この創造はゲームシステムにも深く関わっており、ストーリー中の演出としてはもちろん
装備品 法術 幻獣まで全てテクストとカルティアで創造する

件の戦闘システムだけど、まず幻獣について
この幻獣は同一種でも3つの性質を持つ系統が存在し
コモン ( 一般体 ) ドール ( 金属体 ) シャドウ ( 精神体 ) に分類される
この3系統は3すくみの明確な優劣が設定されており
それはコモン→ドール→シャドウ→コモン となっている 尚、人間はこの優劣には関係しない
こういう明確な優劣をLサイズにも適用すれば使い道、使い所も出てくるんじゃないかと思う
例えば敵勢力の使役する強力なLサイズや、死者宮のガーディアン等

武器の得意地形によるボーナスというのは、相手の立つ地形と自分との高低差が
装備している武器によって有利 不利が発生するというシステムで、決してFE式の単なる武器種の優劣ではない
斧 鎚は降り下ろし動作により自分より低い位置に居る相手に
剣 刀はその形状や武器特性から自分と同じ高さに立つ相手に
槍 棒はその長尺と構えから繰り出せる攻撃に合わせて、自分より高い位置に居る相手に
それぞれ攻撃した場合に同等の絶対値ボーナスが加算される

防具にも頭部は上から、胴体は横から、脚部は下からの攻撃に対して
同様の防御ボーナスが加算される仕組みになっており
幻獣も種によって違いはあるが武器 防具を装備する事が可能で
同じように攻撃者、被攻撃者が装備する武器、防御の高さによる影響を受ける
また、武器、防具の中には特定の幻獣系統への攻撃にボーナスが付くものや
特定の法術に対する防御ボーナスが付くものもある

法術はその属性により地形に様々な干渉が可能で (法術そのものによる攻撃の副次的効果)
例えば氷属性なら水地形を凍結させて氷という地形に変化
震属性なら地面を上げ下げしたり、発動中心点の地形と同じ高さや
効果範囲内地形の高さをランダムに変化させる
火ならTOと同様に草木を焼き払い土地形に変える他、前述の氷地形を水に戻したり
TOでも考案されてたであろう地形干渉が実装されてる

幻獣や武器 防御の相性、それらを有利に働かせる為に法術を駆使して
戦場を有利に作り替える事で我彼の戦力差や、単純なステータスの優劣をも覆すことも可能なため単なる力押しにはなら無い
しかしながら、総じて人間が強く、幻獣の優劣も人間は関係ないから人間だけでクリア可能という
幻獣システムを全く無視したプレイが可能等 問題点もあるが
主人公のみならず主人公以外の仲間の人間が倒されてもゲームオーバーなためある程度は仕方ないかと
何よりもこのゲームをワゴン送りにしたのは、その綿密に設定された世界観
それを忠実に繁栄した戦闘システム、天野絵から飛び出たキャラ織り成す物語を中に
幻獣の優劣をメタ視点で解りやすく表示するために採用された『ジャンケンマークとそのフレーズ』に尽きると思うwww