最近ロランさんが元気なので、もう一人の覚醒子世代彼女いない勢の彼のネタを書いて見ました。………先に言います、ごめんなさいブレディ。

ならず者バーサーカー「おいおいおい、俺様達のお仕事邪魔するたぁ良い度胸じゃねえか」
ゾフィー「は、何がお仕事よ!白昼堂々カツアゲなんかしちゃって、騎士として見逃せないわ!」
紋章町の路地裏にて、ゾフィーは3人の賊と対峙していた。
何時もの如く暴走したアヴェルを追い掛けて入った路地裏で、偶然発見した蛮行の現場。当然無視できなかったゾフィーは、被害者を逃がして、現在の状況に至っている。
ならず者ジェネラル「騎士ねぇ、大事なお馬さんに置いてかれてるのに、騎士ねぇwww」
ゾフィー「返り血であの子が汚れるのは嫌だからね、アンタ達程度なら私一人で充分だもの!」
ならず者スナイパー「へぇ、言ってくれるじゃねえか」ピキピキ
ゾフィー(…なんて強がってはみたものの……恨むわよ、アヴェルの薄情者ー!)
己の腕に自信が無い訳では無いが、さりとて油断できない状況に、ゾフィーの額に汗が一筋流れる。そんな時、突然ドスのきいた声が響いた。
???「女相手に三対一たぁ、随分みっともない真似してんじゃねえか」
バーサーカー「ああん?なんだぁ……ヒっ!?」
ゾフィー「ヒィ!?」
ブレディ「………」ゴゴゴゴゴ…
突然現れた強面の男に怯えるゾフィーとならず者達。しかし、相手が一人だけだと知るや、強気な態度を持ち直す。
ジェネラル「んだテメェは?なんか文句でもあんのかァ!?」カタパァン!
ジェネラル「……ぎぇぇぇぇぇええええ!!?」バチバチバチィ!!
ブレディ「いってぇじゃねえか、ああ?」つボルトアクス
ゾフィー(嘘!?あのデカブツを一撃で!?)
スナイパー「テメェ!!」つ銀の弓
ブレディ「よっ[MISS]当たらねえよ、ヘタクソが!」つボルトアクス
スナイパー「うぎゃぁぁぁぁあああ!!?」バチバチバチィ!!
バーサーカー「チィ、舐めやがって!」つ鋼の投撃斧
ブレディ「!」
バーサーカー「これでも喰らえ……ぎゃあ!!?」
ゾフィー「私も居る事、忘れて貰っちゃ困るわよ!」つ斧斬りの刀
ブレディ「へえ、やるじゃねえか」

ゾフィー「あの、ありがとう、助かったわ」
ブレディ「気にすんな、今度からは気をつけろよ」
ゾフィー「あ、待って!せめて名前だけで……ああっ!!?」ズルッ
追いかけようとしたゾフィーであったが小石に躓き、何かを掴もうと虚空に伸ばされた手がが偶然ブレディの服の襟を掴む、そして…。
ビリビリビリビリ!
この一連の流れの中でゾフィーに一切の悪気はない、いつものおっちょこちょいである。
ブレディ「ぎゃあああああ服がああああ!!?//」
ゾフィー「ああああああああ!?ごごごごめんなさ………!!?」
破かれた服の下から出てきたのは、肋の浮き出た色白の体。強面な顔に先程の大立回りの印象、着ていた服が体の線が隠れるローブだった事もあるだろう、想像していた物とは真逆のなよっちい体に、ゾフィーは顔に驚愕の色を浮かべてしまう。
そしてブレディは自身の貧弱な体がコンプレックスな訳で……
ブレディ「そ、そんな顔で俺の体を見ないでくれええええええ!!!(泣)」ダッ
ゾフィー「ああ、待って!?」
ゾフィーの制止も聞かず、上半身を剥かれた姿のまま走り去って行くのであった。

ゾフィー「……なーんて事が昨日あってさ」
ソレイユ「それはまた…」
ベロア「久々に盛大にやらかしましたね…」
ゾフィー「そんなわけでその人に改めてお礼とお詫びがしたいんだけど、顔くらいしか情報がなくって」
ソレイユ「オッケー、彼女のみんなに聞いて見るよ」
マトイ「私もうちのメイドの皆さんに聞いてみます」
ゾフィー「ありがと、二人とも」

アズール「昨日ブレディが上半身裸の状態で『俺を鍛えてくれ』ってジェロームの家に押し掛けたらしいよ」
セレナ「何があったのよアイツ………」
アズール「で、運悪くジェロームの家にシンシア達が来てたらしくて……」
セレナ「それは…御愁傷様…」

ゾフィー「ああ……また会えるといいなぁ」