ルセア「お言葉ですが、プリシラお嬢様。」つ髪飾り
プリシラ「……?」
ルセア「プリシラお嬢様はいつも、レイモンド様に合わせようとなさいますが……それではお嬢様自身のお考えや、ご魅力についておろそかになるのではと私は思うのです。」
プリシラ「……」
ルセア「ですから、プリシラお嬢様がご自分で一番似合うと思われるものを使われるのが、お嬢様にとっても、レイモンド様にとっても幸せなことかと思います。」
プリシラ「……」
ルセア「プリシラお嬢様に一番似合われるものこそが、レイモンド様、ひいては皆様に受け入れていただけるものと、そう私は思うのです。」
プリシラ「……そ、そう……そうね……」
ルセア「では、お好きなだけ時間をかけてお選び下さい。私はいつまでもお待ちしておりますから。」(ニコ)
プリシラ「……あ、ありがとう……/////」

プリシラ「こちらをいただくわ。」
マーシャ「ありがとうございます〜早速おつけになられます?」
プリシラ「ええ……」
ルセア「やっぱり、そちらを選ばれたのですね。」
プリシラ「……貴方、わかっていたの?私がこれを選ぶって…….」
ルセア「ええ、昔からお仕えしておりますから。好みはわかります。それに……」
プリシラ「…….それに?」
ルセア「その白い花飾りが、プリシラ様の雰囲気がよく出ていると思いましたから。」(ニッコリ)
プリシラ「〜〜〜ッ!!/////」
プリシラ(な、何をときめいているの私!兄様以外の男性にはしたないわ!!)\ブンブン/
ルセア「?」

セーラ「ルセア様ってさ……結構天然ジゴロに思うんだけど。」
エルク「僕の存在がすっかり忘れられている件……」
セーラ「だってあんた影薄いし。」
エルク「ぐぎぎぎぎ」
ドロシー「セーラさんも人が悪いです。」(フー)