俺は神保長職がすごいかっこいいと思うんだ。

目の前に長尾と本願寺がいて、1ターン目で小島は出奔する。そんな状況に対して長職はほとんど何もすることができないんだよ。
確かに松倉城は落城させることが出来るさ。だけどそんなの何の足しにもならない。そんなんで二大勢力への雪辱なんて果たせるわけがない。
本願寺との友好なんて本当はめちゃくちゃにしたかったと思う。一体どんな思いであの立地を受け止めたのか、すごい葛藤があったと思う。

挙句の果てには天翔記の象徴とも言えるような為爺や長尾軍団、それに味方した本願寺に目の前で富山城を奪取されるんだよ。
歯を食いしばって本願寺に献金した友好外交は何の意味もなく、無残にもいつも本拠地を目の前で奪われる。
どれほど悲しかっただろう、どれほど無念だったろう、どれほど悔しかっただろう。これだけで俺は泣きそうになるよ。

12歳なのにさ、長職は自分のことわしって呼ぶんだ。それがし、じゃないんだよ。俺はこれもすごい悲しかった。
きっと長職はもう少年当主である資格がないと思っちゃったんだろうって。全然そんなことないのに、すごいかっこいい少年当主なのにさ。
長職はどれほど自分を責めたんだろうか?

でも悪夢をこえて征夷大将軍に任官されるとき、長職は自分のことをそれがしって呼ぶんだよ。
自分の信じる道をすすもう、平和な世を作ろうって決めたんだと思う。

長職はかっこいいよ。
目の前で大切なものを何度も壊され自分を責め続け、立ち上がれなくなりそうになりながらも天下統一を決意し立ち上がるんだから。

ちょっと酔いすぎてしまっていて長文を書いてしまった。ごめんなさい。でも俺は長職が本当に好きなんだ。