まあその辺の偏りは否定しないが、元寇も二度目は上陸も許さなかったわけだしな。
「雑兵物語」で書かれていた「東の武士は騎馬が得意、西の武士は船戦が得意」はこの時代でも当てはまるんだろう。

元寇後の倭寇なんかは個々人の武勇でもっていたような感じさえするな。
集団戦闘というよりは集団で個人戦闘していたような。
後期倭寇だけど、明の戚継光の対倭寇戦術なんて明兵十人一組で倭寇一人を相手に確実に仕留めるもの。
倭寇側は明らかに集団的な戦術は採っていないのが分かる。
相手が個人個人バラバラだからこういうものが有効だったんじゃないのかなと。
まあ、倭寇相手だから有効だったのかも知れない。
文禄慶長の役ではイマイチ役立たずだった模様。