リ「魔王様大変です!」
ク「どうしたのじゃリネア、こんな夜に」
リ「クロゥリアさんも聞いてくださいよ!なんとあのヴァレリアさんがクリーニング店に就職されたんですよ!」
ク「なんじゃと?うむ、それはよいことではないか?」
リ「匂いを嗅いでいるんですよ!」
ク「な、なんじゃと!」
リ「今日私のブーツを引き取ってきたんですが、それはもう満足そうな顔でまた来てくださいねって」
ク「それは普通の接客ではないのか?」
リ「いえ、お店に入った時にチラッと見えたんですが、預かりものの服に頭を突っ込んでいたんです」
ク「ひえっ」
テ「モン娘の匂いを嗅ぐ、どうして?」
リ「ティアラさん!」
ク「流石にそれは黙っておれんのう、しかし今日はもう遅い、明日出向くとしよう」
テ「薔薇魔王様、いい匂い」
ク「ふふん、薔薇の香油の湯に浸かったからのう」
リ「魔王様、明日朝一番に確かめに行こうと思います。いいんですね?ありがとうございます、ではおやすみなさい」