早苗「ほ、本当ですか…?」
紫「はい。それはもう惨い状況ですわ。」
早苗「………。」
神奈子「早苗。悲しいかもしれんが、今……」
早苗「こうしてはいられませんね!たくさんのお水や食料を届けないといけません!毛布とかラジオとかも…!」
神奈子「……!」
早苗「失礼します!」
紫「…しっかりしてるじゃない。」
神奈子「ああ、うちの自慢の巫女さ。」


早苗「…皆さん、大丈夫ですよ。い、今すぐに…届けますから……ぐすっ…」
霊夢「早苗居るー?」
魔理沙「おーっす。」
アリス「お邪魔します。」
早苗「あっ!…ど、どうされました!?」
霊夢「こっちが聞きたいわよ。何泣いてんの?」
早苗「い、いやぁ…暑くて暑くて……汗が止まらないんですよ。」
霊夢「あーはいはい。これ、その箱に入れておいてよ。」
早苗「お守り…ですか?」
霊夢「食料は無いけどそういうモノならたくさんあるわ。」
魔理沙「私の宝物達も持って来たぜ。」
早苗「ぷっ…!が、ガラクタにしか見えませんけど…。」
魔理沙「んなっ!?」
アリス「私は人形とクッキーを持って来たわ。こういうお菓子なら保存できるでしょ?」
早苗「は、はい!一番マトモなものだと思います。」
霊夢「なんですってー?」
早苗「えへへ…。」
霊夢「まったく…。」
魔理沙「文にも伝えてあるから学園中からいろいろ届くと思うぜ。」
早苗「皆さん…。」
アリス「泣かない泣かない。…よしよし。」
魔理沙「外の友達しか見えてないなんて…妬ましいぜ。」
霊夢「ぷっ…!それ、誰の真似ー?」
早苗「ぐすっ……ふ、ふふっ!」
アリス「今度は笑い泣き?」
一同「あはははは。」
早苗「(…皆さん、私も頑張ります!だから皆さんも諦めないで下さい!)」