その前に前提知識 CEPコードの基礎

CEPのマニュアルを読めばわかることですし、既にご存じの方も多いと思いますが、
マップエディット等の細かい記述をするには必須の知識なので触れておきます。
以下鋼鉄の旋風・PAR互換モードを前提にします。

過去スレにて30036F9Bとか80008034とかのコードアドレスが公開されていましたが、
これらの最初の2桁(30とか80とか)はサターン側のものではなく、CEP側の定義です。
つまりアドレスの実体は、残り6桁(036F9Bや008034)ということになります。
50〜コードに至ってはサターン側のアドレスは一切入っていません。純粋にCEP用に定義された繰り返し処理コードです。

上記海外サイトでは、コードが例えば36036F98(経験値)など、36から始まっていますが、
これもCEP以外のツールを想定しているからであって、あくまで実体は036F98、CEPでいう30036F98と全く一緒です。
(海外版(Iron Storm)も入手して色々試しましたが、日本版(鋼鉄)と全く同じCEPコードが機能しました。)


30〜コードは1バイトを、80〜コードは連続する2バイトを書き換えます。
例えば次の30コード2つとその次の80コードは全く同じ意味です。

武器1 恐竜の火炎
30036FA0 0001
30036FA1 0075
   ||
80036FA0 7501 (0175ではないことに注意)

軍資金は4バイト分潤沢に使って定義されています。
例えば第1軍資金$99999は、16進で000186F9なので、これを上記に当てはめて、
8003BCB0 0100
8003BCB2 9F86 となります。

50コードは5000XXYY 0000で、直下1行のコードをアドレスYY間隔でXX回繰り返します。
(後ろの0000を書き換えたらどうなるかは未検証)
例えば50000504 0000、30001000 00FFなら、
アドレス1000、1004、1008、100C、1010をFFに書き換えます。
80コードでもアドレス間隔は同じです。

次レスで実際のコードの話に移ります。